えっと今では月2回開催も珍しくなく
楽天市場でのショッピングにおいて欠くことのできない要素となっている
お買い物マラソンにまさかの変更です。
長らく上限10000ポイントで継続されてきたこのイベントの上限が
今回7000ポイントとなりました。
今までもマラソンと似て非なる金額ベースのキャンペーンなどでは
上限7000ポイントが採用されることはありましたが、
マラソンとしては初の変更ではないでしょうか。
個人的にはかなりショックな変更であり、
これに伴って楽天での年間消費額は変わってくるだろうなとは思っています。
*楽天ポイントはもはや一企業の単なるポイントではない
個人的にはショック、
ただ客観視した場合には満を持した施策だなあという感想も持っています。
というのはここ数年の「楽天ポイント」の価値が以前より高いものになっているからです。
ここで言う価値というのは「お金と同等に使える機会が増えた」
=「流動性が高くなった」という意味です。
以前にも書いた【楽天カードのポイント支払い】や【楽天ポイントカードの普及】もそれぞれ要素の一つですが
なによりも大きいのは【楽天ペイの普及】だと思います。
普及の切っ先としてはコンビニや外食産業がまず揃いましたが
これらはポイント大好きの倹約家が好んで使う消費先の「ど真ん中」ではありませんでした。
それがここにきて家電量販店、ショッピングモール、なによりスーパーマーケットへの顕著な波及がなされ、
【使わなくてはならないお金を使う際に楽天ポイントが使える】という状況がしっかり構築されたのです。
*そうか、マラソンの頻発はこの道筋を見据えていたのか。
確かお買い物マラソンは年2回とかのお祭り的なスタートだったと記憶しています。
それが年間20回前後の開催となり、
正直ドーピングしすぎなんじゃないの?といった感想も抱いてはいました。
マラソンに最初に食いつく層というのはやはりポイ活実践者、ポイントマニア。
もちろんこの層は重要な顧客で長く売上を牽引してきたことは間違いありません。
ただし同時に彼らはより得な仕組みが他に現れると短期間で鞍替えをしてしまいます。
他方で繰り返されるマラソンによって特段ポイントマニアじゃない大きな一般層にあっても
「楽天のマラソンはそういう仕組みなの。うん、それは得だねえ。」くらいの認知は広がり、
なにかを購入検討する時に【楽天で購入してマラソンに絡ませられる可能性】を
選択肢として勘案するという流れはほぼ出来上がったのかと思います。
実際に楽天のショップで買うかどうかは比較の結果ではあるものの
ユーザーがこの勘案をするというところまでが胴元・楽天市場がなすべきお膳立てなのかな、と。
敏感すぎるポイントマニア層には「ポイントの流動性」を担保にし
一般層には十分に楽天の取説を浸透させた上で
この上限ダウンが行われたわけですから
うーん。。。楽天さんなかなかやるじゃないの!というのが愛憎含めた私の感想です。
私のROOMです。一度遊びに来てください。
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